フィクション、それともノンフィクション?

まずは、フィクションにするかノンフィクションにするかを決める。物語を書くか、事実をありのまま書くかという問題である。物語にするをフィクションという。小説にするのが最も一般的だが、芝居や戯曲のように仕上げる場合もある。いわゆるシナリオ書きである。小説から展開する場合と実話から直接戯曲化する場合がある。

 ノンフィクションは事実を書くものである。過去から現在の事実を追いかける実録や、特定のテーマにそった体験を報告型に語るルポルタージュがある。また、近未来を予測するものもノンフィクションといえる。しかし、遥かなる遠未来となると、奇想天外な要素が混入しがちである。この場合はSFという小説の領域に入りやすい。

 事実を客観的に記載するのではなく、自分の感情や見解、思想などを描写の主役に見据える場合は、ノンフィクションでもエッセーというジャンルに入る。ノンフィクションとはいえ、抽象的な表現が入るため、フィクション的になるのだ。

 場合によって事実なのか、虚構なのか曖昧な表現をする場合もある。もしかすると、著者だけが自分の世界に入りこみ、読者を置いていくケースもある。これは、高度なテクニックが必要となってくるので、素人作家には、あまりおススメできない。