書くネタが見つからない

本を書くとなれば、相当の分量の文章を書き、場合によっては大量のデータが必要になる。 まずはテーマを決めなくてはいけない。自分に合ったテーマ さえしっかり選べば、二、三百枚の原稿を書くことはそれほど困難ではない。 「オレには、そんな長い文章在書くネタなどない」と、人は言うだろう。そうでもないの だ。不幸にして、非常に短い人生だった人を除き、書くテーマは誰もが持っている。そして、 よほど忘れっぽい人でない限り、自分の人生から抽出された何かをテーマに、本を書くこ とができる。特に、長い人生を経た中高年世代の人は、迷うほどのテーマがあるはずだ。 「オレの人生は、どこにでもある平凡たるものだった。本にするようなテーマなどな い」と、言う人もいるだろう。そう言う人に言いたい。「どこにでもあるというが、 誰の人生も、あなたとは違ったものだ。あなたの人生は、地球人町億の中に一つしかない なたと同じ人生が一体どこにあるのか?」しかし、外見はフラットな人生に見えても、内面の感情に起伏がなかったはずがない。喜怒哀楽、心の葛藤のない人間など、どこにもいない。じっくり思い出せば、テーマは必ず出てくる。

 逆に全く波風がなくても面白いテーマになるだろう。全く波風のない穏やかな人生は書き方次第で読者が興味を持つものになるかもしれない。