日本語の問題

漢字やひらがな、カタカナなどで構成される日本語の文章と違い、英文はアルファベットの文字だけで構成されるため、英語の書籍はペ ージ数が多く、厚くかさばるものになることから、電子化への期待は高くなっていました。電子書籍の作成において、ハード以上に問題になるのがデータ・フォーマットとそれを扱うソフトの問題であり、データの作成方法やレイアウトの出来映え、読みやすさやページのめくり易さなどの操作性はフォーマットによるところが大きいのです。
電子書籍におけるフォーマットであるEPUBも当初から、自由で汎用性のあるフォーマットを目指していたために、縦書きへの対応やルビ、 禁則処理など日本語の複雑な表示で必要な処理については ほとんど考慮されていませんでした。
しかし、日本には世界でも有数の書籍点数がある一方 で、 EPUBが世界的な標準規格になってきていることから、日本電子出版協会では縦書き、禁則、ル ビといった 基本的な仕様をまとめた日本語拡張仕様案をIDPF に提案し、 EPUB3から制定され、日本での電子書籍 作成に大きな影響を与える規格となり注目されました。 さらに、政府でも関係省庁の間で、日本語の電子書籍の規格統 一について引き続き検討が行われています。

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